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日本国憲法前文には、「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」と書かれている。「戦争に行きたくない」ということは、憲法で保障された個人の権利である。その権利を国会議員が「利己的個人主義」として否定すること自体が、許されないことであり、最高法規たる憲法を理解・尊重しない人間が、国会議員をやっていること自体、現在の自民党の劣化ぶりを如実に表している。
最後に武藤議員に改めてうかがいたい。いざ、戦争になったら武藤議員自身は、一兵卒として戦地の最前線に行くご覚悟はあるのか。戦場で死ぬご覚悟はあるのか?ツイッターでの質問にはお答えいただけなかったようであるが、是非お答えいただきたい。筆者自身、この10年以上、紛争地に赴き現地取材を行ってきた。そこで見てきたのは、現代の戦争で真っ先に傷つき殺されるのは、もっとも罪がなく弱い人々ということだ。その一方で戦争を煽り、戦争を引き起こした人間たちは、自分たちだけは安全なところにいて、多くの民間人や兵士が死亡しても、その責任を取ることはない。戦争とは、外交の失敗であり、政治の失敗である。政治家として、その自らの命を持って責任を取る覚悟はあるのか。学生相手に偉そうなことを言う前にご自身の覚悟を見せてはいかがだろうか。