http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160716-00000505-san-soci
産経新聞 7月18日(月)17時5分配信
「むりやり全裸にさせられ、胸を隠してうずくまった私の肛門を割りばしでつつき、陰部にドライヤーの風を吹きかけた。笑いながら背中をたたかれたり蹴られ たりした。泣いている私に馬乗りになり、キスをした上、馬乗りの姿勢のままカップラーメンを食べ、胸に麺を落とすなどした」(被害者女性の供述調書)
同罪などで起訴されたのは、東大生、
松見謙佑(けんすけ)被告(22)▽東大院生、
松本昂樹(こうき)被告(23)▽東大生、
河本泰知(たいち)被告(22)-の3人。
被告らは事件以前にも、別の女性に酒を飲ませ、独り暮らしをしていた河本被告の自宅マンションに連れ込み、集団でわいせつな行為をしたことがあったという。 仲間内では「あいつは尻が軽いからすぐヤれる」「今度はあの女でAV(アダルトビデオ)を撮影しよう」などとやり取りをしていた。
飲み会では山手線ゲームなどをし、わざと女性が知らない問題を出題して罰ゲームとして酒をむりやり飲ませるなどした被告たち。酔わされた被害者女性は寝たふりをしたが、ブラジャーを外されたり、胸を触られたりしたという。
1次会が終わって帰ろうとした女性に、被告らは「2次会を河本被告の家でやる」と提案。飲み会には参加していなかった河本被告も「わいせつ行為ができるか もしれない」と考え、自宅マンションを使わせることを了承した。そこでも被害者女性はさらに酒を飲まされ、意識が遠のいたところで衣服を脱がされ全裸にさ れた。被告らはうずくまる女性の胸や尻を触ったり、体を蹴ったりたたいたりしたほか、被害者女性の肛門を割りばしでつついたり、ドライヤーの風を陰部に当 てるなどした。女性は号泣していたという。
2次会にも参加した同席女性がこの様子を見て、「これは犯罪だ」と被告らに指摘したが、被告らは笑いながら「大丈夫、大丈夫」などと答えた。この女性は被害者女性に「帰る?」と聞いたが、反応がなかったため、そのまま部屋を後にしたという。
3人とも起訴内容を認め、一様に「酒で理性を無くしてしまい、女性を傷つけてしまった。大変申し訳なく、反省している」などと謝罪した。
一方、公判では、松見被告が逮捕された後の被告らが、現場にいた友人女性に対し、「松見被告以外は関与していない」と口裏合わせを求め逮捕を免れようとしたものの、断られていたことも明かされている。